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試聴。気付いたら2時間半たっていた。

お目当てのアーティストの棚へ行く前に、ふら~っと試聴。
気がついたら2時間半経過!!時間が~!!

一日中、試聴していたら、一体何枚買ってしまうことだろう・・・。お目当て(4枚)のうち2枚と、その日買いたくなったもの3枚購入。
内訳は・・・
Kevin Lyttle /最強版 (ソカ=カリプソ+ソウル)2520円。
Jae-P /Esperanza(スパニッシュ・ラップ。メロウな曲やアコーディオンの音が気に入ってる。)1985円。
Bob Andy /Pied Piper(70年代のかわいいレゲエ。TROJAN RECORDS)
1775円。
Jimmy Clif/Many Rivers to cross(前にベスト盤をN.Y.で買ったのだけどね。)
620円。
Nate James/Set the tone (UK Soul。衝動買い。ヴァリエーション豊富。)
1943円。

ちなみに廻ったのは2フロアだけ。
もっとまわってたら、もっと買っていたかも・・・。
Clementineのシャンソンのカヴァー集や、
以前いっくら探しても見つからなかったJovanotti(イタリアン・ラップ。)も、
気になった。
Rachid Taha(「ロック・ザ・カスバ」のカヴァーが欲しい。ライ・ミュージックも好きなんだよね。)
・・・・。
洋楽については、こんな調子で、色んなものが好き。
前はDubが一番好きだったけれど、
年とともに、趣味が健全になった気がする。
あぁ、やっぱり音楽はいいなぁ。 (NHK教育のスーパーピアノレッスン。凝視してしまった。ピアノは習ったことないのだけど。
「そこまで気を払って演奏しているのか~」と感心。)

それにしても、ラップの棚。
ジャケットの写真が、殆どみんな似たような坊主頭に髭という・・・(笑)。
ジャケット見てから買う気が失せそうであった・・・(苦笑)。
外見で損しているアーティストもいそう。
それにしても、どうして同じようなジャケットばかり?
レゲトンはセクシー又はハマーとか(笑)。
中身まで似たような気がしてくる。

あぁ・・・。買わなかったお目当てCDを買ってしまうのも時間の問題という気がする・・・。
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テーマ: 気になるミュージック | ジャンル: 音楽

強迫観念か、警鐘か?

大慌てで家を出て、ひたすら駅を目指す。
何か忘れているような気もするが、確認している暇はない。
電車に乗って、ほっとした頃、さっきの心配事が
気になり始める。
もしかして?あれ、大丈夫かな?

気になりだすと、
そのことばかり気になりだす。

ガスの火を消したか消してないか、なんてことだったら、
大変。
角を曲がったら、消防車が見えたら!?なんてことまで
想像してしまったりして。
そこまで、危険なことではなく、ほんと小さな
やったか、やってないか?ということ。
ミスしても死ぬわけじゃない小さなこと。
そんなことでも、時に異常に気になることがある。
あ~。いかれてる。これって強迫的だわ・・・。

それとも、警鐘?
自分がごちゃごちゃになっているという。

汗が引いた頃、本を読み始める。
降りる駅を乗り過ごしそうなほど、本に夢中になり、
目的の駅に到着する頃には、
さっきまで気になっていたことは嘘のように
小さくしぼんで、大したことではなくなっている。

深呼吸。

地下鉄の駅の外へ出る。
久々にすっきり晴れ上がった朝。
テーマ: エッセイ | ジャンル: 小説・文学

ひびの入った水槽のような気分。

時間が足りない。
何とか全てを一日の中に収めようとして、
先回り先回り考えようとする。
目の前にあることをこなしていけばいいのに、
焦って集中できなくなる。
そこへ、色んなことがはいり込んできて、
複雑さは更に増す。
何が何だか分からなくなって来たとき

それは自分がひび割れの入った水槽
のような気分になるとき


ガラスの水槽に入った
たっぷりの水の圧力で、
ひびはあっという間に広がり・・・・

隣のお兄ちゃんが言ってたな。
二階に移ってから、魚を飼うのは止めたって。
知らない間にひびが入った水槽から、
水が漏れ出し、下の部屋にもってしまったら
大変だからって。

地に足も着いてない。
空間から下にまで流れていく水。
迷惑な話。
浮いているなら、せめてガラスの水槽の水は
少なくするか、いっそのこと捨ててしまうか。
テーマ: 散文詩 | ジャンル: 小説・文学

そのバランスをとるもの。

例えばイラクの人々。
長い間、戦争に翻弄され続けてきた。
その悲惨さとバランスを取るものは一体何なんだろう?
人間が、本当に平等に作られているとしたら、
戦争の辛さを拭い去るほどの何か、
素敵なものを彼らは持っているのだろうか?

日本は多くの国より豊かなはずなのに、
その分、何かが欠落しているとしたら、それは何か?

恵まれた国に住んでいても、逃げ出したくなる時がある。
テーマ: つぶやき | ジャンル: 小説・文学

Talk to her.すれ違いと偶然

アルモドバル監督作品を初めて映画館で見たのは、
「ハイヒール」だった。その後、「キカ」も観たが、
どちらも、奇妙なストーリーより、色彩が印象に残った。

その後、レンタルビデオ屋に並んでいるものを
借りて見たが、どんどん素晴らしくなってきたように思う。
自分のお気に入りは、「私の秘密の花」

「オール・アバウト・マイ・マザー」以降、次の作品を楽しみにしていた。
そして、「トーク・トゥ・ハー」
最近はもっぱら、自室内DVD鑑賞派となっているので、
DVDが出るのを待って、先日、やっと借りて見た。

最近のアルモドバル監督作品に共通するのは、
重大な「すれ違いと偶然」。
そして、程度の差はあれ、「突然の大きな事件」。
夫の浮気や盗作問題にしろ、愛する家族の突然の死やHIV感染、
昏睡状態となった女と希望を持ち奇跡を待つ男。
いずれにしろ、人生を揺るがすような災難が降りかかるのだけれど、
淡々と描かれていて、だからこそ、レアな出来事も、ウソ臭くならず、
現実味を帯びてすんなり受け入れられる。


ちょっとしたずれから、コミュニケーションを取りたくても取れない状況となって
(心理的にも、外的要因によっても。)、
絶望感に圧倒されそうになったり、
ある偶然(それは不幸中の幸い)から、
再び生きていく為の希望の蕾がゆっくりと膨らんでいく。
常に、が秘められていて、ストーリーに引き込まれてしまう。
ショッキングな出来事の後に、ほっとする瞬間が、最後に残されている。
言うまでもなく、映像が、色彩が美しい。

テーマ: 映画かってに評論ww | ジャンル: 映画

水の模様。

駅から自転車に乗る。台風の大雨の中、しばしサイクリング
荷物を入れたビニールに当たる水の音がバチバチと騒がしい。
あっという間に、アディダスのスニーカー(ちょっとの雨には強いので、雨の日にも
重宝なはずだが。)のつま先部分が中でポチャポチャ鳴り出した。

目の前に、茶色い水が流れている。
見れば、畑の土が流れている。
排水溝の上も、水が滑って流れていく。
蓋の穴を覗いてみると、水が一杯になっていた。
白線も水の下。

雨水が、道路を洗い流しているよう。

信号待ちで、道路の上に描かれる水の模様を眺める。
激しく路面に当たる雨粒は、一瞬、小さな王冠を作る。
路肩を流れる水の流れは、いつもの都会にはない、急流。
路面は、透明の草原。


近所の小さな川は、凄まじい勢いで、轟々流れていく。
水の被害にあったことがないからこそ、
こんなに呑気でいられるのだろうけれど、
大雨にずぶぬれになるのは、結構楽しい。
勿論、行く先が、自分の家という場合だけど。
テーマ: エッセイ | ジャンル: 小説・文学

台風の中、ハンズ・メッセに行った。

毎年恒例の東急ハンズのハンズ・メッセ
セールで服は買わないが、日用品や文房具屋のセールは好きだ。
ハンズ・メッセは、子供の頃からの楽しみで、最近はもっぱら、
消耗品を買いに行く。

今日の買い物。
①毎年買う物
フライパン(去年買ったものが、まだ生きていて、プラチナストーンで丈夫なくせに、最初から、チャーハンを作るときなど、ご飯が焦げ付きやすく、イライラさせられていた。
今年は、シルバーストーンだがビアレッティ社の、持ち手がたためるものを購入。)1180円。
石鹸10個(蓬入り、炭入り、ラベンダー入り、ウコン入り、ミント入りなどなど。
いつも買う、シリアのガール石鹸は、少々飽きたので、今回は買わず。)
各100円。
シャンプーとコンディショナー(毎年、違うものにチャレンジする。
今年は、カミツレオイルなどが入ったものを購入。大容量だが、980円は私にとってはちょっと高い。
元の値段が3000円以上なので、毎年一度の贅沢!?と、思うことにする。)
各980円。
ノート(今年買ったのは・・・A5の4冊袋詰め250円。A5、2冊詰め150円、B5二冊各90円。)
シールセット(10種類入っている。海外に住む友人の子どもにあげる為。)250円。

②今年買った物
ハンドミキサー(持っていたものが壊れた。)980円。
事務用封筒B5サイズ70枚入り 80円。
液体のり3本組(いつもは、スティックのりを使っているので、試しに。)290円。
よく消える(!?)消しゴム3個入り 210円。
瞬間接着材2本パック(何となく)190円。
ナイロン製、オレンジ色のスクエアトート・バッグ(通勤用に使っているカバンが、ロールボストンタイプなので、
中身が、ごちゃごちゃになり、紙なんかよれよれになるので。
ちなみにそっちは黒地に細い白のギンガムチェックで、銀座伊東屋のセールで500円だった。
しかし、一見グレゴリー似(苦笑))630円。
ナイロン製、グレーブルーと黒のツートンのボストンバッグ(人に土産。)980円。
以上~。

去年よりも荷物が激重で、自分の体力が落ちたかと思った。
雨のせいか、佐川急便の受付カウンターが混んでいた。
しかし、送料よりは、体力の方がまだ余っているので、もちろん持ち帰る。
それにしても、ああいうところへ行くと、
要らん物まで必要に思えてくるから、恐ろしい。
買っても、どこかに押し込まれるだけであろう物や、家にもある物。
頭の中で、「捨てる技術」の本を思い出したりして(苦笑)。

とにかく荷物が重くて、あぁ、誰か助っ人連れて来ればよかった・・・・と後悔。
利き手の左手が腱鞘炎気味なので、右手で持ち、両手で抱え、と、
何とか持ち帰った。
みぞおちが苦しくなるほどのものを一気に買った、無計画さ。
しかし、ハンズ・メッセというのは、
日がすぎるにつれて、物がなくなるのである。

今度の日曜に来たって遅い。
あぁ。いっそのことスーツケース買って(綺麗なオレンジの、軽いスーツケース50,3リッターが、8500円だった!)
ガラゴロ引いて帰ればよかったかなぁ。
何とか、帰宅。数時間経った今も、手の平がしびれてる・・・。

テーマ: ノンフィクション | ジャンル: 小説・文学

Bad・・・Trip

クラブで遊びほうけていた頃の話。
青山辺りなんかだと、
まぁ、世間でいうおしゃれな仕事をしている人たちなんかは、
大抵、インドネシア辺りから、いわゆるケミカル系を持ち込んでいた。
もちろん、そこに直接持ってくるのではなく、
夜遊びに出かける前に、キメてから来るらしい。

ケミカル系の恐ろしさは、テレビの仕事をしていた時に、
日本人が恐らく見たこともないような、
アメリカのハードなドキュメンタリーなどを見ていたり、
一時期はやった、ドラッグがらみの映画なんかでも、
それとなく、分かったつもりでいて、絶対やりたくないな、と思った。

レゲエ好き、それも、かなりはまっている人たちの中には、
ハーブ系は、タバコよりも無害だと言い張る人もいる。
本当かどうかは知らないけれど、問題は、
日本では不法だということはもちろんのこと、
習慣性があるかどうか、ということではないか。
(酒は合法っていうのも、おかしな気もするが、
やっぱり、酒好きな人が圧倒的に多いし、
政界やビジネスにも関わることだし、仕方のないことなのか。
でも、酔った上での犯罪や、酒による健康被害が多いのは
明らかなのになぁ。)

ハーブ系、どんな風にトリップするかは、その人次第なようで、
バッド・トリップというのもあるのは、意外に知られていないかもしれない。
(やってる人達以外には。)
普通にトリップする人は、異常に食欲旺盛になったり、楽しくなるようだ。
(ケミカル系では、食欲減退したり、あとで、相当沈むこともあるらしいが。)
音楽も、より臨場感溢れて聞こえてくるとか。
バッド・トリップは、自分が言ったことが、リフレインしたり、
相手のいった言葉が、物凄く遠くから聞こえているように感じたり。
恐ろしいのは、内的会話と外的会話の壁がなくなって、
思ったことがその瞬間、口からこぼれていたり、何が何だか分からなくなったりすること。
体はひたすらだるくて、猛烈な恐怖感に震える。


トリップの最大の例は、全身麻酔じゃないか?
うねるピンクのチューブの中を、滑り落ちていく。
サイケデリックなピンクである。
どうなんだろう。
いろいろな人に聞いてみても、全身麻酔の経験者自体が周りにいなくて、
たまたま、人づてに聞いた話によると、
やはり、サイケデリックの世界が見えたとか!?

夜のN.Y.では、ウソみたいに、茂みから薬を売る声がした。
精神科ではバカスカ薬を出しているところもあると聞く。
蓋をされている世界なだけに、一体どれほど拡がっているのか
謎だ。
ちなみに、精神科の薬で、異常に(不気味なくらい)ハイになっていたり、
明るくてもうるさくても、蹴っても起きない(普段神経質な)人を見たことがある。
これって、どう考えてもケミカルじゃん!?大丈夫なのかね・・・!?
と、心配になった。
病院では、依存性は少ないと言われているらしいが、
「あと、一錠しかない!!」と慌てふためいているとしたら、
完全に依存してると思うが・・・・。

テーマ: ノンフィクション | ジャンル: 小説・文学

優しい言葉と大洪水

嬉しいけれども辛いことは、優しい言葉をかけられることで、
そういうチャンスを相手に与えないように
たくさんの問題と、コメディで自分の周りを固める。

壁が緩んだ時、優しい言葉は
大洪水を引き起こす。
一度あふれ出すと、決壊したダムのように
哀しみの水はとめどなく流れ
日常の外気にさらされて
かさぶたが出来るまで止まらない。

そのよどんだ水の構成成分は、
あまりにも色々な物が入り混じっている。
覗き込んでも、ただただ辛くて、
手ですくってみても、流れ落ちてしまう。

流れても流れても、
再び貯まってくるよどんだ水を
中和するもの。
それは一体何なのだろう。
テーマ: 散文詩 | ジャンル: 小説・文学

体重計に人生左右されてたまるか!?

朝起きて、体重計にのる。
針の示す場所によって、
「あぁ、気分は最悪・・・。」
もしくは
「・・・(やったぁ!)」。
考えてみると、そんなのおかしくない!?
きちんと健康管理をすることに楽しみを見出している人、
又は、体重を職業柄またはその他の事情で
注意を払わないいけない人もいるだろう。
私はそのどちらでもない。
それでいて、体重が増えていたら当然ショックで、
減っていたら調子に乗って、
いずれにしろ、好きなように食べていた。
ただ、その計測機械のおかげで、気分を左右されていたというだけ。

量っても量らなくても、健康管理(美容管理?)に役立てていないのなら、
量ることで気分を左右されるだけなら、量る意味ないじゃん!
と、いうことで、二年前のある日から、体重計に別れを告げた。
正直言うと、その態度のでかい機械に腹を立てて、
「すてちまえ!」ってな心境であった(苦笑)。

で、どうなったか。

どうもならない。
確かに、以前より気分はいいかも。
相変わらず、好きなものを好きなだけ食べている。
体重の方は、多分、自分の快適な重さ周辺。
ストーカーみたいなバカ男が、
太った時は「ちょっと太った?」
普通の時は「痩せてる」
痩せた時は「やつれてんじゃん?」と、
いちいちチェックしてくれてるし(苦笑)、
服のゆとりで、体型の変化は分かる。

二年くらい、体重量ってないと言うと、周りの女友達は、
みんな「ウソでしょう!?」と、呆れ顔。
けれども、私としては、「あ~、良かった、体重計から開放されて!」。

下らないことかもしれないが、気分よく過ごす為なら、
小さなことでも、自分なりに変えてみる。
そうして自分にとって快適な生活を構築していく。
スローで、ちょっとずつしか変化をもたらさない、
人生の一つ一つのパーツ。

それぞれはちっぽけなことだけど、
その些細なことが組み合わさって、生活を作っていく・・・。
最初はたったの数歩に見えるけれど、
例えばそれを5年間やっていくかやらないかで、
5年後の自分の生活は、きっと違うだろうから、
それを楽しみに、ちっぽけな、自分にとっての改善?!
私は実践していきたいと思う。

テーマ: ノンフィクション | ジャンル: 小説・文学

建設的なストレス解消法?

カラチにいたとき、テレビで古いインドの映画を見ていた。
貧しいリキシャの運転手が、ある日捨て子を拾う。
インドの映画で、捨て子話は多い。
愛情を注いで育てた男の子は、生まれつき足に障害があった。
貧しいながらも、その子を学校に行かせる。
運動会?の徒競走。最初頑張って走る子供。
しかし途中から、走れなくなってくる。
それを見かねたリキシャの運転手が、
その子をおぶってゴールする。
医師から、足の手術を勧められた子供のために、
リキシャ・レースにでる。
しかし、ライバルが彼のリキシャに細工をしていた。
最後には、子供の本当の親が登場。
ナドナド(笑)。
臭すぎる・・・・・やりすぎだし、勘弁して~と思うようなストーリー。
それなのに、目にはナミダが(苦笑)。
フランダースの犬にも泣いてしまう。これは秘密なんだけど。

最近のインド映画は、どっかのパクリだったり、都合よすぎ、わざとらしすぎ、
理想化しすぎなどなど
(はやりの韓国もの、よく知らないけど、多分、似たパターン。
記憶喪失とか家族同士の揉め事なんかもインドで好まれる題材。)
で、チラッと見ただけで、終わりが大体分かる。
古いもの、ちょっと古いものは、悲惨すぎか、
宗教がらみ(ロミオとジュリエット)、悪徳公務員または地主との戦い、
ひたすらコメディーなどが多いかな。
精神病院に強制入院とか(苦笑)もよくあるなぁ。
これは古いものにも出てくるシチュエーション。
まともな女の子が、変な注射やら機械によって、狂わされてしまうという。
まぁ、いずれにしろ、
「はぁ、インド映画って忙しいなぁ(展開が。)」と思うけれど、
人々のいいストレス解消にはなっているのだろう(笑)。
金持ちの社会を夢みたり、自分より悲惨な状況を見てほっとしたり、
悪いけれどどうにもならない権威を、ヒーローが倒してくれたり。

それでは、日本では?
感情的になれないから、アジアのドラマで感情の発散したり?
暴れたいけれど暴れられないから、ヴァーチャルな世界で戦ったり???
・・・いずれも確かに大事かもね。感情の発散ということで。
それにしても、それらの感情を押さえつけているものは何?
たまった鬱憤が爆発した時、どうなるか?

あ、それがキレルっていうことか(笑)。
(ドラマ鑑賞のほうが、人様に迷惑かけないかもね。不倫でもしない限り。)
やっぱり、建設的なストレス解消法ではないんじゃん!?
では、建設的なストレス解消法って何?
ストレス解消法に建設的かどうかってことは、問題ではないのかな?
人様に迷惑かけなければ、それでいいのか?!
テーマ: ノンフィクション | ジャンル: 小説・文学

物哀しくって、胸がきゅ~っとなる。

最近、持っているCDにもすっかり飽きて、昔のテープを聞き返している。
下北の山本商店(昭和のアンティーク家具が多い)が
今ほどはやる前に買った、大きな木の箪笥。
その引き出しの一段いっぱいに、テープがごっそり入っている。
適当に奥の方から引っ張り出して聞いてみた。

きちんとダビングしたものや、DJの友達が作ってくれたもの、
自分がアトランダムに録音したもの。
今日の最初の一本は、
なぜか、ボブ・ディランから始まった。
英語の歌詞は、さっと耳に入って分かるフレーズぐらいしか、
深く聞いてはいない。
それなのに、むちゃくちゃ哀しくなってしまった。
泣きたいわけでも、別離があったわけでも、
災難に見舞われたわけでもないのに。
彼は、言葉だけでなくて、気持ちを音楽と声に思いっきり詰めて、
聞く人に投げかけているのか。
ありきたりだけれど、心に訴えてくるということか。
その曲の後もまた暗いのが続いて、ビートルズだったり、
古いレゲエだったり、そしてなぜか、ハードロックのバラード。
何だ、これ?
反対サイドになるとメジャーなレゲエが入っていて、
あぁ、なんか、健全じゃん(笑)。

それにしても・・・。
小学生の頃、クリスマスプレゼントがラジカセで、洋楽を聞かされて、
読書といえば、エラリー・クイーンだのアガサ・クリスティといった
推理小説。
どちらも親の影響。
それでいて、小学校で「協調性がない」と言われたって、
私のせいじゃないじゃん!!
同級生にも変わり者扱いされ、
軍隊上がりの教師には「扱いにくい」子供として、嫌われる。
子供のときは、上手くいかないのは自分のせいだと思ってしまうもの。
自分の選択は間違っていると思い込んでしまう。
人様に迷惑かけないようにと過敏になることで、
自分の気持ちを忘れてしまう。

素直に怒ったり悲しんだりすることが出来なくなり、
残る気持ちは空しさだけ。
感覚麻痺から、過激なことに走り、
平気で危険に身をさらす。
それは、その人のセラピーの一つ。
自分の気持ちが分からないから、ショック療法のようなことで
なんとか、自分を取り戻そうとする。
自分を知る以前に、なくした自分を取り戻さなければ、知りようもない。


大人ぶってクールに装ったり、異常に元気だったりする裏で、
そういうことが多いのではないだろうか。
先進国では、装いだらけ。
発展途上国では、生きるのに精一杯、
情報も限られているから、慣習に従う。
けれども、殆ど誰もが中流になれるような社会では、
余計なことを考える余裕がある。
どっちが幸せなんだろう?
テーマ: ノンフィクション | ジャンル: 小説・文学

昭和37年作。「シンドバットの冒険」を見た。

珍しくアニメを一つ借りた。「シンドバットの冒険」
昭和37年の手塚治虫&北杜夫(この字だったけ?)作。
絵がうまいなぁ、中東のおじさんの特徴を良くつかんでいて、と思った。
アリというかわいい子が出てくるのだけど、逃げ回ったりする時の動きが
器用なもんで、中近東とかではこういう子、いるのかなぁ、
日本の今時の子には見られない動きだよなぁなどと思った。
アニメにはまるで詳しくないけれど、多分、最近の映画でも、
見られないんじゃないかなぁと思われる、たくましい子供の動き方。
目の周りの隈取や、姿勢、手の長さ、色々な体の表情がある。
ディズニーとか、こういう昔のアニメの真似してんじゃん?
ストーリーも、終盤、インディ・ジョーンズの「失われたアーク」っぽいシーンもあった。

インド映画を見ていると、「これって、パクリじゃん!!!」と思うようなことが多くて、
ほんと、泥棒天国だな・・・と呆れたりする
けれど、
一般人に気付かれにくいだけで、ハリウッド作品も、似たようなもんかも?!と思った。
ま、「シンドバットの冒険」自体、アラビアンナイトを元に作ったのだろうから、
インディ・ジョーンズも、そういう古典からもアイデアを得たのかもしれないけれど。
私が無知なだけか~って思うこと、多い・・・。

インディ・ジョーンズといえば、子供の頃、親が、テレビで見ていて、
たまたま、階下に下りて行った時、最後の怖いシーン・・・。
「最後の聖戦」のときは、ストーリーは忘れてしまっても
(多分、三つの中で一番つまらなかったような気がする。)、
ヨルダンのぺトラの映像は忘れ難く、「あそこに行きたい!!!」って、
思ったんだよなぁ。

ずっと行きたいと思っていたおかげか、たまたま、行かれることになった時、
今まで見た遺跡の中で最高に感激した。
とにかく規模が大きい。映画の場面の場所までも、かなり歩く。
そして、美しい。
そんな場所に行かれたきっかけは「インディ・ジョーンズ」(笑)。
ほんと、何がどう働くかわからないもんだ(苦笑)。
テーマ: 映画を見て、思ったこと | ジャンル: 映画

新宿で遊びほうけていた頃のこと。その②

クラブに行くのは、深夜十二時ごろ。
お気に入りのDJがいる平日の夜。
たまに週末にも行ったが、人が多すぎて、
(それも、音の為以外の目的で来ている人がたくさん。)
広い店内も混雑し、楽しめない。
数時間で、嫌気がさして、帰りたくなる。
平日ならば、飲んで、踊って、休んで、話して・・・と、
朝まで過ごせた。


大抵友達と、又は一人で行った。
彼氏と行った時、スタッフの一人と私が話しているのを
彼が見て、暴れて追い出されたり(やきもち焼きのブチ切れ男だった。)、
彼の元カノとのトラブルに巻き込まれたりしたので(しかも女好き)、
うんざりして、彼とはクラブに行くのをやめた。
夜、彼は働いていたので、彼に黙ってクラブに行っていた。
家に電話はないし、代々木と新宿は近いから、帰りたい時間に
いつでも帰れる。

浮気しに行くわけじゃぁないのに、どこかで誰かに見られて、
ちくられるんじゃないかと、ちょっと怖かったけれど(苦笑)。

代々木に住んでいた頃、仕事も何回か変わった。
夜の仕事をしていた時は、職場から直接新宿へ。
昼の仕事をしていた時は、徹夜の後の出勤はさすがにしんどかった。
それでも、そこに住んでいる限り、クラブ通いは私にとって、
優先事項の一つであった。

しかし、そこのクラブの評判が良くなっていくにつれて、
色んな客が来るようになり、十代の客も増えた。
次第に居心地が悪くなってきた。
クラブの雇われ店長とスタッフが辞めてしまうより少し前に、
私の足は遠のいた。
その店長が新しく開いた、芝居小屋を改造した店に行った時、
突然、倒れてしまった。
倒れた瞬間は覚えていなくて、気がついたときには、
頬に床のひんやり感・・・。
自分の家にさえも帰れそうになかったので、
その時いた友人の家に泊めてもらった。
夜のことも夢うつつで、気がついたら朝。

精神的にも体力的にもヘトヘトだった。
それ以来、クラブに行くのはやめてしまった。
代々木のマンションも引き払って、長期の旅へ。
約一年後に帰ったときには、新宿から電車で二十分弱の、
都会の割りに緑に恵まれた場所で部屋を借りることにした。
水が冷たい。夏は代々木よりは涼しい。
たった二十分。
それだけで、生活がまるで違う。


朝、駅に向かう坂道を登る。
「ほら、元気出して!」
顔を上げると、坂を下ってきたトラックの運転手さんが
笑っていた。
あぁ、なんか、地に足着いているなぁ・・・。
楽しそうに思えていた代々木での生活は、
虚構で、麻痺しきっていたなぁ・・・。
かっこうつけて、スッカラカンの生活に、もう戻りたいとは思わない。

テーマ: ノンフィクション | ジャンル: 小説・文学

新宿で遊びほうけていた頃のこと。その①

歌舞伎町にあったあるクラブ。
二度目に店の名前が変わった頃、友達に誘われて行った。

六本木は、米兵さんを煽って逃げた時のおっそろしさと、
あまりにも色んな人がいて落ち着かなかったことから、
繰り返し行く気にはなれなかった。
渋谷は、友達のDJがやる時に何度か行ったが、
年齢層も異常に若くて、馴染めなかった。
その頃働いていた表参道には、幾つかお気に入りのクラブがあったが、
妙に気取っていたり、店が狭かったり、
お気に入りのDJにめぐり合えなかったりで、
やっぱり、付き合いでしか行かなかった。

では、どうして新宿のそのクラブにはまっていたかというと、
好きな雰囲気の曲をかけてくれるDJがいたことと、
スタッフの気取りがなく、音楽が好きで来ている常連が多かったから。
その時限りしか来ないであろう客も、勿論いたが、
繰り返し来て、一人で、音を楽しんでいる客達や、スタッフと、
顔見知りになるにつれて、とても居心地がよくなった。
自分も、好きなように音に身を任せることが出来、
話したい時は、話が出来る誰かがいて、
好きな曲をかけてくれるDJもいる。
何の心配もなく、音だけに集中できる。
それは私にとって、瞑想のような時間。
テーマ: ノンフィクション | ジャンル: 小説・文学

代々木に住んでいた頃。くしゃくしゃな紙くずみたいな気分。


物には相当うんざりしていて、困る質問は、
「欲しいものは何?」。

旅をすればするほど、物への期待が薄れていく。
外的に欲しいもの。
それは、ゆったりと流れ、そしてしばしば刺激的な、気持ちの交流。
内的に欲しいもの・・・・
それには気付かないふりを
分からないふりをしていた。
嫌なこと、悲しいこと、寂しいこと。
それらを感じることを避けた。

昼と夜があるように、気持ちにも、明るいそれと、暗いそれがある。
どちらかだけなんて有り得ない。
気持ちには明るさだけを認めていた反動か、私は夜が好きで、
冬が好きで、月が好きだった。


夜。冬。月。
それを感じるだけで、気持ちがすーっと落ち着いた。
夜になると、安心し、
冬になると、動き出し、
月を見ると、泣きたくなる。


月。
遠い国でも見た月。
遠いどこかにいる人も、見ている月。
月に反射させて、遠い誰かが見えればいいのに。
落ち着かない気分で、クラブに向かう私。
月が見下ろしている。
「これから、楽しみに行くんだね・・・・。」
クラブから帰る早朝。
うっすらと空に残っている月。
夢の時間は終わってしまったんだ。

朝の光は容赦ない。
また、現実の生活が始まる。
テーマ: ノンフィクション | ジャンル: 小説・文学

代々木のマンションでの腐った生活。

その頃、文字通り、フリーターだった。
浪人、バイト、一人旅、番組制作会社に就職。
未練がましく通信制短大で、勉強。
旅。バイト。バカ男との出会い。
生活は腐りきっていた。

目標の定まらないまま、迷って迷って・・・。
隙間をクラブ遊びで埋めて。


常に大波が寄せてくるような生活をして、
めちゃめちゃにすることで、必死に誤魔化していた。
自分が勝負に出る勇気に欠けていること、
やることに対する責任も引き受けれないガキだということ、
すでに、何が何だか分からなくなって、感覚も麻痺していたということ。
それらから、目をそらす為に、
いかにも人生楽しんでいる風を装って。

実は空っぽ。
全て、はったり。



クラブ。
大のレゲエ好きの友達が周りに何人かいたこと。
DJの男友達、彼氏。
たまたま、自分の気分を慰めてくれたのが、古いレゲエだったこと。
馴染みの新宿に、お気に入りのクラブがあったこと。
そんなことから、すっかり、クラブ通いが生活の一部となっていた。

彼氏が帰ってくる頃、又はその前に起きる。
とても早く起きた時は、朝日が悲しい散歩。
彼はよく、コンビニで、250円アイスをたくさん買ってきた。
私がその頃、アイスが大好きだったので、お土産に?四つも五つも買ってくる。
四つも買ったら千円じゃん!?
もったいないなぁ。
たまに、豆腐一丁の冷奴が食べたくなって、今度は、豆腐にはまった。
すると、彼は、朝出来たての暖かい豆腐をお土産に買ってくるようになった。
物を買ってやっても喜ばない女の、
何か気に入るものを買ってきたかったらしい。


時々、仕事に行くのが無性に嫌になって、
「あ~・・・。行きたくない。行きたくないよぉ。」
彼「じゃぁ、休めば?」
行きたくなくなったら、辞めたくなる。
辞める理由は
「旅に出ます。」。

どーしようもない。現実逃避の日々。
自分のこれから進もうとする方向を決め、焦点を定めて、
たとえ違っていたとしても、その目的に対して全力で挑むべき時期。
いつまでたっても、スタート地点で足踏みしていた私。
肝心なスタートが遅れたと気付いたのはずっと後。


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代々木で拾った良質な!?ゴミ。

洗濯は、近所の銭湯の隣のコインランドリーを使っていた。
籠に入れて、持って行くのも楽しいが、次第に面倒になってきた
ある日、隣のマンションの前に、二層式洗濯機が捨ててあるのを発見!
結構、綺麗じゃん!
その時付き合っていた(というより、一緒に住むことになった)彼と二人で、
部屋に運んだ。

彼の仕事は夜。
私の仕事は日中。

朝、彼が帰ってくる。
私がまだ、いるときもあれば、いないときもある。

電話はなし。
必要な時は、近くの公衆電話に電話をかけに行く。

ある朝、電話をかけに行った帰り、横断歩道を渡った時、
歩道にステレオが捨てられているのを発見。
ソニーの古いステレオで、昔、シルバーデザインが流行った頃のものか?
レコードプレイヤー、カセットデッキ、アンプの三台がまとめて
捨ててあった。

しばらくして、彼が帰ってきた。

「見た?」
「デッキ?」
「良さそうだよね。」
「そう思った。」

「拾ってきなよ。」
「見られるじゃん」
「みんな、そう思ってるんだよ。」
「みんな、見てたよ、デッキ。」
「早い者勝ちでしょ」
「夜、拾いに行くか。」
「それじゃ、遅いって。」

彼が拾ってきた。結局。
スピーカーにつないで
電源を入れてみると、何も問題はなし!
プレイヤーのなかにドーナツ盤が一枚はいっていた。
70年代風のディスコ系。
それがなかなかよくて、
何度も何度も繰り返し聞いた。

朝方、夕方、色んなものが捨てられていた。
ダンボール一杯に入った、カセットテープ(新品)。
電話機たくさん。(これは要らないねぇ。)
ビデオデッキもしょっちゅう。その他、いろいろ。

*捨てられているビデオデッキは、殆ど壊れている。
けれども、開けてみれば、どこが問題か分かることが多い。
ちょっと、手を入れれば直ることも多い。
ヘッドも、蓋を開けて、直接拭く。(布に香水などつけて。)

拾ってきたものは、そこを引き払う時、人にあげるか、元の場所に
返した(笑)。
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代々木のボロマンション。大問題。引越の荷物。

借りて二日目。
引越はまだ。一晩、泊まってみることにした。
荷物はまだ持ってきていないのに、
なんと、小さなゴキブリ発見!!!
これって、巣くってる奴だよね・・・ガ-ン・・・。

代々木だから仕方がないか・・・飲食店多いし・・・と、
取り合えず、ゴキブリに登場してくれないよう願いつつ、
不安な一夜を過ごした。
その後も、突然のゴキとの遭遇に度々悩まされることとなる。
原宿に住んでいた友人が、極度のゴキ恐怖症だった理由が分かった・・・。


居候からの引越となると、荷物は少ない。
彼氏の家に引っ越した友人から、テレビ、アイロン、掃除機を譲ってもらい、
小さい冷蔵庫と、一個口のガスコンロだけ買った。
実家から、自分のラジカセと、服を少し持ってきた。

余っているカーテンをくれるという友人がいたので、もらった。
紺地に白いシンプルな小菊?模様。昔風?!
まぁ、許容範囲内。立て鏡もくれた。
紀伊国屋で、大皿と小皿を二組、水瓶を一つ買った。
無印で、ゴミ箱と、どんぶり二つ。
実家近くの金物屋で、フライパンやら、調理器具を最低限。
テーブル代わりに、最初、作業用踏み台?(植木を置くような。)を
使っていた。

棚もなかったので、実家から、自分が子供の頃使っていた
赤い木製の子供用テーブルを持ってきた。

少しずつ、必要なものを揃えていくのはなかなか楽しい。

実家から、MTBも(乗って)移動したので、これからはあちこち、
自転車で移動できる。なにより、それが楽しいロケーション。


後で分かったのだが、夏はビルのエアコンの室外機からの熱風と、
コンクリートの照り返し、車などのおかげで、はんぱじゃなく暑い!!

飲食店も多いから、ゴキが増えまくっている街なのでは!?
そういえば、渋谷のど真ん中に住んでいる友人が、
渋谷には猫ぐらいの大きさのねずみがいるって言っていた。

都心は便利。でも、空気の悪さと夏の暑さ、ゴキは我慢しなきゃいけないのか~。
(金があっても、外の空気はどうにもならないものね~。)
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代々木の“木造4階建て〝!?

以前、約1年弱、南新宿(住所は代々木)に住んでいた。
なぜ、そこかと言うと、その頃、新宿にお気に入りのクラブがあったからである。

「好き勝手するなら出て行きなさい。」と母親に言われ、
最初、三軒茶屋の友人のところに居候していた。
彼女が彼氏の家に引っ越すことになって、私も出ることに。
予算は、旅費として溜めた50万。
とにかく、安く、けれども、自分にとって便利な場所に越したい。
雑誌で、不動産をチェックし、ここなら、あるかも?と思われる不動産に行ってみた。
結構色々廻ったが、手入れの悪い物件ばかり。
(希望の家賃が安いため。)

ある日見つけた、渋谷にある怪しげな不動産。
入ってみると、店の中の人間も、軽薄そうで、ちょっと不審に思った。
しかし、そこにあった、
7万でバス・トイレ(ユニット)付き。
破格である。敷礼2,2は仕方がない・・・。
不動産の物件案内には、なんと、「木造4階建て」とある。
え?

軽薄そうな不動産の男と物件を見に行った。
・・・木造じゃないじゃん(笑)。
築20年は軽く越えているであろうマンションであった。
左隣は一戸建て。右にはやはり古いマンション。
正面右にある細い階段を登っていくと、薄暗い廊下にドアが一つ。
事務所?
更に階段を登ったフロアには、部屋が三つあった。
その一つが、私が見に来た物件。
全体的にグレーがかった建物で、重い鉄板のようなドアには、
ブルーグレーのような色のペンキが分厚く塗られていた。

そういうマットな感じのペンキは好きである。

扉を開けると、床と高さのあまり変わらない正方形の玄関。
(狭い部屋の割に、入り口のスペースが広い。)
右側に小さく高さの低い洗面所があり、
ちょうど、玄関の右横になる場所に、ユニットバスがある。
(床はタイルで、一応洋式の便座の横に浴槽があった。)
入って左側には通り道的なキッチン
古い湯沸かし器はついていたが、ガス台はない。
洗うスペースは、妙に広い長方形。
右横に、調理するスペース。
ガス台を置くスペースは狭く、カセットコンロさえ置けるかどうか?!
上に小さな棚。下に鍋くらいしか入らないような収納があった。

台所の先に六畳の部屋が一つ。
壁とコンクリートの柱のせいで、かなり狭く見える。
押入れは一畳分もない。
小さな洗面所の丁度裏側にあたる。
分厚いガラス窓の下半分はすきガラスで、針金が入っている。
ひびがある・・・。

アルミサッシはくすんで、いかにも古そうに見える。
部屋の壁はクリームがかった白。

こういう部屋を見て、どう感じる?

中途半端に新しくても、薄っぺらなアパートは嫌。
壁紙が剥がれているのも、気分が悪い。
(家賃が安いと、直してくれない場合もある。)
意味不明なスペースの取り方は面白い。便利そうではないけれど(苦笑)。
マットな感じの塗装は、好きなので、OK。
何より家賃が安いし、場所がいい。

決めた。
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自宅のトイレに閉じ込められる恐怖!?

今朝聞いた、友人の話。

彼女のアパートのトイレのドアノブが、数日前からぐらついていたという。
直そうといじったら、更に具合が悪くなったらしい。

朝、トイレに入ろうと、ドアノブを回すと、開かない!
ドアと戸口(壁)?の隙間にフォークを押し込んで、何とか開けた。
それからトイレに入り、さて、出ようとしたら・・・
開かない!!!
しまった、ドアノブを回した時に、また、ロックになってしまったようだ。
どうしよう・・・。
近所の知り合いのお宅は、何処かへ行っているようだし・・・。
ドアを蹴破る?!
助走(笑)距離もないから、せいぜい、中途半端に壊れるのがおち。

あぁ、もう、何とかならないの!?
仕事にも行けないし、電話もかけれないじゃない・・・。
しかも、トイレが東向きなので、暑い。
家のトイレで、こんな緊急事態になろうとは(苦笑)!!

内側からは、ドアと壁の隙間も、細い縁の板で、見えない。
・・・・どうしよ~。もうどうにかならないかと、
ドアノブをガチャガチャ回していると、
ゴトン・・・と、鈍い音が。
どうやら、外側のドアノブが落ちてしまったようだ。
それが、事態を更に悪化させるのか、それとも?
続けて、ガチャガチャやっているうちに、
開いた!!

・・・心底ほっとしたそうです(笑)。当事者にしか分からないね、自宅でトイレに閉じ込められる恐怖なんて(笑)。
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主張するバナナケーキ。

以前、近所に住んでいたフランス人。
病院の待合室で知り合った。
家も近くだったので、遊びに行くようになった。

お互い、料理をご馳走しあうというのが、付き合いの楽しみの一つで、
こちらも、作って持って行くこともあれば、ご馳走になることもあり、
今日は、何を作ろうか、と一緒に料理をすることもあった。

緑色の瞳の中心に赤。
そういう瞳、どっかで見たことがあるなぁ、
と、思えば、中近東の方の血が、彼女にも入っているという。
瞳の色に合わせて、緑色のワンピースを着ていた。
髪の色は、落ち着いた、暗い赤で、やはり、目の色と合わせている。
そういう組み合わせの仕方は、様々な人種がいる国ならではだろう。

彼女から教わった料理で、私のお気に入りは、クスクスで作るタブーレ。
クスクスにたっぷりのレモン汁とミントの葉、
トマト等夏野菜を小さく切ったものとオリーブオイル少し、
そして塩を入れて混ぜるだけのサラダである。
その他、バジルとチーズと松の実の入ったペースト
(瓶詰めも売っているが、手作りはフレッシュで美味しい。パスタと和える)や、キッシュ、アルザス風サラダ、タルト、などなど、
知っているけれど作ったことがないような料理を、
彼女と一緒に作った。
そういう料理を、普通に食べている人にとっては、
当然、気負いのない料理。
料理本よりずっと、手早くシンプルな作り方で、あ、家庭料理なんだなぁ、と、思った。
(ちなみに、私が彼女に教えたり、作って持っていったのは、パキスタン料理である。)

デザートも必ずといっていいほど、一緒に作ったり、どちらかが用意した。
彼女がよくご馳走してくれたのは、ケーキで、
タルトや、ティラミス、チーズケーキ、
様々なヴァリエーションのバターケーキといったものだった。
タルトを作るときは、勿論、タルト生地も自分で作るのだが、
とにかく作り方がシンプル。
ただ、どのケーキを作るときも、材料にこだわる。

バターは「これじゃなきゃダメよ」と、
業務用?かと思うような巨大な塊を取り出し、

チーズケーキの時なんて、近所の駅の前にある高級スーパーで買った
大きなカップに入ったクリームチーズを見せて、
「フィラデルフィアは絶対ダメよ。キリなら、まぁ大丈夫。でも、これが最高!」。
一つ千円近くするクリームチーズである。材料として一つ千円・・・。
特に、バターとチーズにはこだわりがあるようだった。
オレンジの香り付きの砂糖なんてものも持っていた。

ある日、バナナケーキを一緒に作った。
材料は、「すごく簡単。全部、150gよ(笑)」
バター150、砂糖150、薄力粉150ということである。
はっきりいって、バターと砂糖がかなり多く入るといえる(苦笑)。
プラス、潰したバナナに洋酒を少し加えたものと、ベイキング・パウダー少し、
そして、卵3個。
薄力粉150のケーキの場合、卵は1個でもOKだし、
砂糖や油も100gで十分作れる。

テーブルの上を綺麗に拭いて、その上でどんどん作業を進めていく。
多少の散らかりなんて気にしない。
(ピザ生地をこねたりのばしたりする時も、直接、テーブルの上でやっていた。
広いので、作業がしやすい。)
バナナケーキというのは、色々な作り方があるが、
どれも混ぜるだけみたいなもので、簡単である。
出来上がりも、まぁ、バナナの香りがして、
生地がしっとりめか、さっぱりめか。
普通、地味なケーキである。

彼女のバナナケーキも、作り方は、溶かしバターに砂糖を加えて、
卵、バナナ、粉類を混ぜていくといった、普通の作り方であった。
円形の天板に直接クッキングシートを敷き、
その上に生地を流しいれる。
焼きあがったときは、大きなガレットのよう。
そして味は?
・・・・さすが、150g。
大量のバターの効果か?!地味なケーキではなく、主張するバナナケーキとなっていた。

何にも起きないとしても、嬉しいこと。

ある人のことを考えていたその日に、その人から電話がかかってくる。
もしくは、ポストに手紙、又は、メールが届く。
そういうことって、結構ある。

電話がかかってくる、メールが届くというアプローチがあれば、
あ、お互い丁度、思ってたんだ~、と分かる。当然。

けれども、そういう接触がない場合。
例えば、相手の居所が分からないとか、
ずーっと昔から疎通になってる、又は、中途半端な別れ方をした、
ナドナド、とにかく簡単に連絡が取れない相手
友人。好きになった人。
たった一度しか会ったことのない人。
そういう人のことでも、時として、想うことはあり、
目に見えるアプローチはなくても、
もしも、同じように、相手もこちらのことを考えていたとしたら?


だからどうということも起きない。
けれども、やっぱり、嬉しいなぁ。私は。
同時に想いあってるって、
そんなの分かるわけなくても、
見えなくても、反応もなくても、
いいじゃない、
素敵じゃない?と思う。

現実がどうにもならないとガッカリしていたとしても、
心の中で思うことは、自由だもの。
楽しいことを考えていたい。


勝手な思い込みかもしれない。
ほんとに、想いあってるかもしれない。
見えないものを追っても、得るものも、見えない。
けれども、欲しいものが、買えるものではないことが多いように、
見えないけれども、すごく嬉しいことは、たくさんある。


たまたま偶然、居場所の分からない相手と想いあっているとする。
その時は、見えない、心の交流が行きかっているのではないだろうか?
あったかい、風のようなものが、お互いに向かってそよぎあって、
細いけれども、きらきら光る、川の上流の水が合流するように、
混ざりあっているかもしれない。
それとも、魂から分裂した、小さな流れ星。
元気な気まぐれのように、飛んでいく。
カチッと出会った星どおしが放つ光花。
それは気持ちを表す色。

ロボット化した心じゃ、やっぱり、気がつかない。
忙しすぎる生活や、
すっかり疲れて、つまらないことに振り回されている、と感じるときも。
だからこそ、せめて、楽しいことを考えていたい。
自分に新鮮な空気を送り込むために。
相手の方へ、一直線に進んで行き、合流して、泳ぎながら遊んでいるかも?

見えないから、絶対違うとも、絶対そうだとも言えない。
(表現的にはきっと違うと思うけれど、イメージ、ね。)
けれども、私は、実は、信じてる。
きっと、そういうことってあり得るって。


ちょっと可笑しな、発見。

視界の隅にちょこっと入ってきた。
 
“犬の一人歩きは、いけません!!”

九段下の道路際の街路樹の根元付近に
縛り付けてあった板。
犬の視線の高さにつけてある。。。。


“かけ「のぼり」はおやめ下さい。”

木場駅のエスカレーターの脇。ちなみにその他、
ご親切に、色々注意?が、あちこちに書いてある。


帰りの電車。

ドアの近くに立っていた、激細の若い男の子。
黒いハンチングに黒いビーサン。
涼しげなエスニック柄の白いシャツ。
ボトムスは、レトロなブルーに細い縦の織線模様が入った
化繊っぽいパンツ。そのポケットにはヴィトンの財布。
明らかに、彼は意図的にその服装を選んでいる。
ふと、彼の横を見ると、

あれれ(笑)。

シートに座って、夕刊フジを読んでいるコロンとしたおじさん。
赤ら顔に、刈り込んだ白髪。
そのぱつんぱつんになったズボン、
横で立っている男の子の履いているものと、そっくり!
う~ん。どう見てもほぼ同じだわ(笑)。

服って、どんなに良くても悪くても、
やっぱり着る人次第だなぁ~(笑)。

下町のバスで恥かきまくり。

仕事中の用事で、乗り慣れない都営バスに乗った。
職場から、教えられたバス停に向かって歩いていると、
私を抜いて、バスがバス停を目指している。
あ~!!行っちゃう!!
・・・走って着いた時には、バスの扉は閉まり、車体は
バス停を1m位過ぎたところで止まっていた。
信号待ち。
ドアを叩いて乗せて貰えないかと思ったけれど、
怖い運転手さんだと、冷たく吐き捨てられそうなので、
やめた。
次のバスに乗る。

上司から借りた定期をカバーからだし、
カード入れ口というところに押し込もうとしたが、
入らない・・・・。
「お見せしていただくだけで結構です。」
・・・・・・・・・・・・・・。
今時・・・定期を見せるなんてことがまだ行われていたのか・・・・。
ちなみにカード入れには前売り乗車券を入れるのだった。
親切な運転手さんでよかった。

用事を済まし、再び帰りのバス。
あ!!また、バスに抜かれた!
またしても走る。懲りずに。

目の前でドアが閉まった。
・・・暑い。

しかし、今度はドアを開けてくれた。
すみません。ありがとうございます!

道路(ちなみに明治通り)は混んでいる。
次のバス停で、どっさり人が待っているのが見えた。
すでに混んでいるバスに、入るのか?と思うほどの人が乗ってきた。
奥に進む。
次のバス停でも、長い列。

乗車拒否とかするのかな?
「ドアが閉まらないので、もっと詰めて下さい。」
という、運転手の声。
私は後部ドアの横の手すりにつかまった。

「黄色い線の中に入ってください」
え?
おじいさんが、私の足元の黄色いラインを指差して、
「そこから出ちゃいけないんだよ」。
注意されていたのは自分でした・・・。
それにしても、手すりの位置が、
黄色いラインよりドア側についていることに不満!
あ、降りる時につかまるものなのか・・・。

こんなに混んでいるバスは初めて!!と思うほど、混んでいた。
道路も混んでいるから、
ぎゅう詰めでのろのろ動くバスにうんざりする。
前を見ると、バス用のレーンに、乗用車が連なっている。

車内アナウンスをぼーっと聞いていた。
都営バスの月額制定期券のことを言っていた。
定期券は、名義の人以外も使えるらしい。
「二、三人式」ということは、二、三人で使えるのか~。
ふ~ん。

会社に戻り、バスは散々でしたよ~、
「定期、二、三人式って、アナウンスで言ってました。」
と上司のひとりに言うと、声もなく苦しそうに笑っていた。
「・・・・じさんにんしき・・・・。」(上司)
じさんにんしき???

帰り道、
「じさんにんしき・・・持参人式!?
・・・・自分でも笑ってしまいました。
あ~。はずかし・・・(苦笑)。

恋愛のゲーム盤をひっくり返して放棄する、詐欺女。その②

今では思う。私の振る舞いは詐欺と同じだったって。
見えないけれど、ハートを騙す詐欺は、
相手に相当ダメージを与える。
綺麗な心の人に、「思い出したくもない」傷をつけてしまう。
そして、自分の心の中にも、ずっと残る罪悪感。
それは、騙した自分がとる、責任。

そんなつもりはなかったでは、済まされない。
挑発しておいて、襲われて、「どうして~!?」と、
嘆き悲しむのと同じこと。
古くから言われているじゃない、自業自得だって。
責任取れないガキは、リスクの大きい恋愛はするもんじゃない。
金持ちと中流の、金の使い方が違うように、
得るものが大きいほど、リスクも大きい。
それを負う勇気がないものは、お遊びで満足しておけってものだ。

若くても金持ちになれるのと同じように、
愛持ちになれる年齢は、実年齢に比例しない。
中級が、いつまでたっても中級であるように、何事か起こらない限り、
恋愛においては、ガキはガキのまま。
金のようにはっきり見えないから、
ちゃんと、自分で分かっていないと、
相手に迷惑かけるわけ。男も女もね。


迷惑かけるような人は、面倒見てくれる相手を直感的に嗅ぎわける。
しかし、面倒見のいい人には、実はもっと大きな問題があって、
本人にも、それが何か分かっていない。
人の面倒見ることに夢中で、自分の問題から目をそらしてきたからだ。
それでも、傍目にはいい組み合わせに見えるかもしれない。
けれど、そういうカップルは、かなり高い確率で破綻する。
いつも一緒にいたとしても、中身はお互い、ボロボロに傷付いている。
どんなに傷付けあっても、離れられない関係。共依存。
ガキ同士、一人では生きていかれないから、一緒にいる。
いずれにしろ、運命とは、親切なもので、
時々、爆弾投下してくれるわけ。
自分がやることは正義で、相手がやることはテロだと決め付けて疑わない
どこかの国みたいに、びっくりさせられる大事件という贈り物。
そんなふうにしか、人間って、成長していけないものなのか?
そういう自分も、ほんとに、懲りない馬鹿女。
むかし、なぜかふと、「ばかになりたい・・・」と思ったことが何度もあったっけ。

生真面目の反対が、馬鹿なのか、
考えすぎの反対が馬鹿なのか。
生真面目も、馬鹿だし、考えすぎも馬鹿じゃないか!?
学歴なんかあっても、人間として大馬鹿野郎はいっぱいいるわけで、
その逆もしかり。
・・・何が何だか分からないよ。

分からない。分からない。分からないことだらけ。
科学的何とかとか、データがどうのとかはどうでもいい。
私が知りたいのは、そういうことじゃない。
何が知りたいのかそれ自体が知りたいし、
今は知らないけれど、知りたいと、知っていたい思う知らないものが
知りたいんだ。


とりあえず、私が前にさんざんやったこと、
恋愛のゲーム盤を、途中でひっくり返すのは、詐欺だってことは、
分かった。今では分かってる・・・。


恋愛のゲーム盤をひっくり返して放棄する、詐欺女。その①

このテープを何度繰り返して聴いただろう。
古いレゲエと大人っぽいソウルを上手くリミックスしたテープである。
昔付き合っていた彼が作ってくれた。
あっという間に別れるまでに、三本のテープをくれた。
カセットテープのプラスティック面に、
直接、マジックでタイトルが書いてある。
レコードから録ってくれた物で、それぞれの曲名も分からない。
それでも、自分にものすごくフィットして、
何度も何度も聞きたくなる。
彼は今頃どうしているだろう。

別れた理由は、私が息苦しくなったからである。
あまりにも一途で、会って、数日で、二人がずっと一緒に行くべき道を
示されたような気がして、眩暈がした。

一つ年上の、カメラマンを目指していた人で、趣味でDJをしていた。
その頃の私はやりたいことがありすぎて、何か思い立ったら、即実行。
つまり、考えなしで、どこでも飛んでいっちゃう、ちっぽけなスーパーボール。
あたった相手は壁みたいなもんで、意思を持つものだと考えていない。
ところが、時として、強力ガムテープみたいな人にあたるわけだ。

こちらは、ほんの挨拶のつもりでも、
相手は、そのちっぽけなスーパーボールが
気に入ってしまったらしく、手のひらで包み込もうとする。

そしてゲームが始まる。
最初は二人。次に私が二つ進む。それからまた、二人で一歩。
突然彼が四歩進む。
そこで、怖くなる。
何も言わないまま、もう一度二人で一歩。
しかし、そこまでだ。
突然、私はゲーム盤をひっくり返し、扉を開けて、逃げていってしまうのだ。

その彼の前にも、後にも、同じようなことを繰り返していた。
ゲットすれば嫌気がさす、というようなことではなく、
ただただ、怖くなるのである。
その人が、自分のことをどんどん好きになっていくのが。
なぜなら、付き合いが進むほど、責任が重くなるから。
その人をガッカリさせたくない気持ち。自分が感じる息苦しさ。
正直そうに振舞っていても、実は、その人の望む女になろうと、
無意識に努力していたのだろう。
自分は人に合わせるような、自分のない人間じゃないんだ、
と、強がっていたのかもしれない。
だから、本当の本当の自分
・・・それは、その時、自分にすら見えていないのだけど・・・
は、水面下で息をためていて、結局、すぐに苦しくなって、
水面に顔を出す。
そして、一息すって、一目散に泳いで逃げて、
また、再びもぐっていくのである。


ある時、知り合った彼は、自分の仕事を投げ出して、
私について来そうになった。
つらい状況で暗かった彼が、私の挨拶代わりの言葉で、
すっかり勇気を取り戻して、
別人のように積極的になって、追いかけてきたのである。
まずいことになった!そんなつもりはなかったのに!!
彼が、貴重な仕事を捨てて、私についてきても、
こっちはそんな責任とれないぞ。
ちょっと、ちょっと、ちょーっと待って!
その後、彼が言った言葉。
「君はほんとに悪い女だ・・・。」
あまりにも落胆した彼を見て、さすがに悪いことをしたなぁ・・・と、
思ったが、内心、勝手にイメージして、暴走しないでよ~という気持ちもあった。
そういう形で別れた人は、大抵、私のことを物凄く嫌悪して、
それこそ、思い出すだけで吐き気がする、といった風になる。
うって、代わって、軽蔑の眼差し。

憂鬱な朝。。。。Noはつきもの。

ドキドキしながらTryしていくことは、
やっぱり「No」と言われる、リスクを50パーセントをはらむこと。
そういうことが、たて続きにあると、
やっぱり、しょげてしまう。
すごすごと、自分の殻に引っ込んでいく。カタツムリのように。
隠れてしまいそうになる。
強がってみたりしたかと思えば、刹那的になったり。

けれども、「Yes」の喜びをたくさんつかみ取りたいなら、
Tryし続けるしかない。
その経験を繰り返すことで、分かってくる。
何かを欲するならば、YesもNoも受け入れていかないと
いけないということを。
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