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さすがだ・・・

今読んでいる本は、沢木耕太郎の
『「愛」という言葉を口にできなかった二人のために』

恋愛ものかなと、思いきや、映画に関する本。
短編の一編ごとに映画の紹介と著者の感想が書かれている。
まだ少ししか読んでいないが、二編目にして、

さすがだ・・・・と思わざるを得なかった。
私の大好きな監督の作品について書いてあったのだが、
その映画について、その監督の作品について、私が誰かに話すとき、
それは沢木氏のそれと比べたら、赤ちゃんレベルである。

なんて説明したらいいのか、迷いながら言葉を選ぶ。
つぎはぎだらけで感じたことを説明しようとしても、
恐らく相手にとっては、わかるようなわからないような説明だろう。
ちょっと通じることがあるとすれば、
微妙な問題を上手くとりあげた映画で、このひと(私)は
その映画がとても好きらしい。それくらいだろう。

沢木氏の言っていることと、自分が思ったことが合致していたので
なおさら、感心した。
そうか、こんな風に言葉にするか。
それにしても上手く現せるもんだなぁ・・・!

何か感じる。
何か思う。
それがどういうことなのか、考えてみる。
あれこれ考えて、どれが本当なのか
本当というものがあるかないかというところまでも
まるで届かない。
それぐらい、糸がこんがらがって、
まぁ、どれもありうる、はっきり言えることは何もない。
そんな風に落着いて、終了。
もしくは、まるで言葉にしようもない。
言葉にするのは難しい。
言葉にできない思いがある。
なんて、屁理屈でおしまいにする。

いや、もっともっと、近寄れるもんなんだ。
言葉で表現することに。
ぴったりした言葉は、自分が思っているよりもずっと沢山、
見つけられるものなのかもしれない。
面倒になって、私は放棄しているだけなんだな、

そんな風に感じながら、毎日電車の中で、
その本を抱えている。
たとえ一行も読めなかったとしても。
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