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主張するバナナケーキ。

以前、近所に住んでいたフランス人。
病院の待合室で知り合った。
家も近くだったので、遊びに行くようになった。

お互い、料理をご馳走しあうというのが、付き合いの楽しみの一つで、
こちらも、作って持って行くこともあれば、ご馳走になることもあり、
今日は、何を作ろうか、と一緒に料理をすることもあった。

緑色の瞳の中心に赤。
そういう瞳、どっかで見たことがあるなぁ、
と、思えば、中近東の方の血が、彼女にも入っているという。
瞳の色に合わせて、緑色のワンピースを着ていた。
髪の色は、落ち着いた、暗い赤で、やはり、目の色と合わせている。
そういう組み合わせの仕方は、様々な人種がいる国ならではだろう。

彼女から教わった料理で、私のお気に入りは、クスクスで作るタブーレ。
クスクスにたっぷりのレモン汁とミントの葉、
トマト等夏野菜を小さく切ったものとオリーブオイル少し、
そして塩を入れて混ぜるだけのサラダである。
その他、バジルとチーズと松の実の入ったペースト
(瓶詰めも売っているが、手作りはフレッシュで美味しい。パスタと和える)や、キッシュ、アルザス風サラダ、タルト、などなど、
知っているけれど作ったことがないような料理を、
彼女と一緒に作った。
そういう料理を、普通に食べている人にとっては、
当然、気負いのない料理。
料理本よりずっと、手早くシンプルな作り方で、あ、家庭料理なんだなぁ、と、思った。
(ちなみに、私が彼女に教えたり、作って持っていったのは、パキスタン料理である。)

デザートも必ずといっていいほど、一緒に作ったり、どちらかが用意した。
彼女がよくご馳走してくれたのは、ケーキで、
タルトや、ティラミス、チーズケーキ、
様々なヴァリエーションのバターケーキといったものだった。
タルトを作るときは、勿論、タルト生地も自分で作るのだが、
とにかく作り方がシンプル。
ただ、どのケーキを作るときも、材料にこだわる。

バターは「これじゃなきゃダメよ」と、
業務用?かと思うような巨大な塊を取り出し、

チーズケーキの時なんて、近所の駅の前にある高級スーパーで買った
大きなカップに入ったクリームチーズを見せて、
「フィラデルフィアは絶対ダメよ。キリなら、まぁ大丈夫。でも、これが最高!」。
一つ千円近くするクリームチーズである。材料として一つ千円・・・。
特に、バターとチーズにはこだわりがあるようだった。
オレンジの香り付きの砂糖なんてものも持っていた。

ある日、バナナケーキを一緒に作った。
材料は、「すごく簡単。全部、150gよ(笑)」
バター150、砂糖150、薄力粉150ということである。
はっきりいって、バターと砂糖がかなり多く入るといえる(苦笑)。
プラス、潰したバナナに洋酒を少し加えたものと、ベイキング・パウダー少し、
そして、卵3個。
薄力粉150のケーキの場合、卵は1個でもOKだし、
砂糖や油も100gで十分作れる。

テーブルの上を綺麗に拭いて、その上でどんどん作業を進めていく。
多少の散らかりなんて気にしない。
(ピザ生地をこねたりのばしたりする時も、直接、テーブルの上でやっていた。
広いので、作業がしやすい。)
バナナケーキというのは、色々な作り方があるが、
どれも混ぜるだけみたいなもので、簡単である。
出来上がりも、まぁ、バナナの香りがして、
生地がしっとりめか、さっぱりめか。
普通、地味なケーキである。

彼女のバナナケーキも、作り方は、溶かしバターに砂糖を加えて、
卵、バナナ、粉類を混ぜていくといった、普通の作り方であった。
円形の天板に直接クッキングシートを敷き、
その上に生地を流しいれる。
焼きあがったときは、大きなガレットのよう。
そして味は?
・・・・さすが、150g。
大量のバターの効果か?!地味なケーキではなく、主張するバナナケーキとなっていた。

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