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読んで良かった「折口信夫 文芸論集」

折口信夫文芸論集 (講談社文芸文庫)

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友人の弟が、民俗学をやっているという話を聞き、ふと民俗学の本を調べたところ、柳田國男氏にいきあたり、その弟子であった折口信夫氏の本のリストを見ているうちに、読みたくなった。
そういうわけで、最初の一冊に選んだのは、この、文芸論集。
読み始めてすぐに、思ったことは、とにかく文章がよみずらく、現代の文章と、古文の間くらいのものを読んでいるような感覚。
自分の読解力に問題があるのかと思ったら、はじめにのところに、やはり、折口信夫の文章は難解とあったので、ちょっと安心した。
読みずらいのだが、例えば、源氏物語についての開設など、源氏物語ほど長くて、登場人物やからみもややこしい話を、源氏物語を読んだことないような人にも、うまく分からせてくれる。
源氏物語の背景や、概要、特徴、面白さなどを、ほんとうまく説明しているので、それを読む方は、なんだかわくわくしてくる。
文章が難解に感じるのは、文章自体が難解なのではなく、とりあげていることが難解なのだなと思った。
それを説明しようとすると、難解になる。
その本の中で、柳田國男先生のことを話題にしているところがあったが、そこにも、やはり、テーマが難しいから、文が難しく感じられるといったことが書いてあった。
折口信夫 文芸論集を読んで良かった!もっと読みたいと思わせたのは、短歌と俳句についての文を読んだからで、
特に気に入ったのは、古代の人と短歌についての話である。
握ったら消えてしまう雪のように、意味はない、消えてしまうけれど、胸に沁みる物がある、それを歌にした。
内容らしきものはないけれど、聞いている方の心に結晶をつくる、、、古代の人は、意味の内容ないように思えることに、ある意味を感じていた、、、、そういった話自体が、私の心にしみた。
また他の、折口信夫氏の本を読みたいと思う。

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「気ウォッチング」というタイトルと中身がだいぶ違ったけれど | Home | 「監獄ロック」ストーリー、思ってたのと違った。

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