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物哀しくって、胸がきゅ~っとなる。

最近、持っているCDにもすっかり飽きて、昔のテープを聞き返している。
下北の山本商店(昭和のアンティーク家具が多い)が
今ほどはやる前に買った、大きな木の箪笥。
その引き出しの一段いっぱいに、テープがごっそり入っている。
適当に奥の方から引っ張り出して聞いてみた。

きちんとダビングしたものや、DJの友達が作ってくれたもの、
自分がアトランダムに録音したもの。
今日の最初の一本は、
なぜか、ボブ・ディランから始まった。
英語の歌詞は、さっと耳に入って分かるフレーズぐらいしか、
深く聞いてはいない。
それなのに、むちゃくちゃ哀しくなってしまった。
泣きたいわけでも、別離があったわけでも、
災難に見舞われたわけでもないのに。
彼は、言葉だけでなくて、気持ちを音楽と声に思いっきり詰めて、
聞く人に投げかけているのか。
ありきたりだけれど、心に訴えてくるということか。
その曲の後もまた暗いのが続いて、ビートルズだったり、
古いレゲエだったり、そしてなぜか、ハードロックのバラード。
何だ、これ?
反対サイドになるとメジャーなレゲエが入っていて、
あぁ、なんか、健全じゃん(笑)。

それにしても・・・。
小学生の頃、クリスマスプレゼントがラジカセで、洋楽を聞かされて、
読書といえば、エラリー・クイーンだのアガサ・クリスティといった
推理小説。
どちらも親の影響。
それでいて、小学校で「協調性がない」と言われたって、
私のせいじゃないじゃん!!
同級生にも変わり者扱いされ、
軍隊上がりの教師には「扱いにくい」子供として、嫌われる。
子供のときは、上手くいかないのは自分のせいだと思ってしまうもの。
自分の選択は間違っていると思い込んでしまう。
人様に迷惑かけないようにと過敏になることで、
自分の気持ちを忘れてしまう。

素直に怒ったり悲しんだりすることが出来なくなり、
残る気持ちは空しさだけ。
感覚麻痺から、過激なことに走り、
平気で危険に身をさらす。
それは、その人のセラピーの一つ。
自分の気持ちが分からないから、ショック療法のようなことで
なんとか、自分を取り戻そうとする。
自分を知る以前に、なくした自分を取り戻さなければ、知りようもない。


大人ぶってクールに装ったり、異常に元気だったりする裏で、
そういうことが多いのではないだろうか。
先進国では、装いだらけ。
発展途上国では、生きるのに精一杯、
情報も限られているから、慣習に従う。
けれども、殆ど誰もが中流になれるような社会では、
余計なことを考える余裕がある。
どっちが幸せなんだろう?
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テーマ: ノンフィクション | ジャンル: 小説・文学
建設的なストレス解消法? | Home | 昭和37年作。「シンドバットの冒険」を見た。

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