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Talk to her.すれ違いと偶然

アルモドバル監督作品を初めて映画館で見たのは、
「ハイヒール」だった。その後、「キカ」も観たが、
どちらも、奇妙なストーリーより、色彩が印象に残った。

その後、レンタルビデオ屋に並んでいるものを
借りて見たが、どんどん素晴らしくなってきたように思う。
自分のお気に入りは、「私の秘密の花」

「オール・アバウト・マイ・マザー」以降、次の作品を楽しみにしていた。
そして、「トーク・トゥ・ハー」
最近はもっぱら、自室内DVD鑑賞派となっているので、
DVDが出るのを待って、先日、やっと借りて見た。

最近のアルモドバル監督作品に共通するのは、
重大な「すれ違いと偶然」。
そして、程度の差はあれ、「突然の大きな事件」。
夫の浮気や盗作問題にしろ、愛する家族の突然の死やHIV感染、
昏睡状態となった女と希望を持ち奇跡を待つ男。
いずれにしろ、人生を揺るがすような災難が降りかかるのだけれど、
淡々と描かれていて、だからこそ、レアな出来事も、ウソ臭くならず、
現実味を帯びてすんなり受け入れられる。


ちょっとしたずれから、コミュニケーションを取りたくても取れない状況となって
(心理的にも、外的要因によっても。)、
絶望感に圧倒されそうになったり、
ある偶然(それは不幸中の幸い)から、
再び生きていく為の希望の蕾がゆっくりと膨らんでいく。
常に、が秘められていて、ストーリーに引き込まれてしまう。
ショッキングな出来事の後に、ほっとする瞬間が、最後に残されている。
言うまでもなく、映像が、色彩が美しい。

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テーマ: 映画かってに評論ww | ジャンル: 映画
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