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秋葉原へ向かう間に。

二週連続で、秋葉原へ行った。
スピーカーを売りに。
妙な(?)物を売りに行く時、売る場所を探すのは私。
車の運転は、腐れロープのY。
「俺は運転手かよ?」
「私はガイドかい?!」
気分がいまいち晴れない休日。
退屈なドライブは、そんな時に、うってつけ。


代々木上原からいつもなら、代々木方面に左折。
たまには、違う道を通ろうか。
直進。原宿駅の前を通るコース。
雨が降ったり止んだり。
それでも相変わらず、竹下口は人で溢れていた。

道がカーブし、明治通りに合流する。

あ、そこ左ね。

千駄ヶ谷。思い出の千駄ヶ谷(笑)。

代々木を過ぎた辺りで、渋滞し始めた。
「エライ遠回りだな!」
「あ、君の大好きな共産党本部?じゃん!(笑)」

反対車線に、事故車。
といっても大した事故ではなかったようだが。
一台はタクシーであった。
「免許取り上げちまえ!!」
タクシー嫌いのYは大喜びで窓を開け、叫んだ。
・・・・・・。

領事館ナンバープレートの車が駐車しているせいで、
二車線が一車線になって、混雑、ということ、よくある。
「外」ナンバーの路上駐車を見て、
「なんか、投げるもんない?」とY。
その後も、「外」ナンバーに対する文句タラタラ。
「それって、やっかみって言うんだよ!
自分が持ってたら、新宿駅のまん前に駐車するくせに!」
と言うと、Yは苦笑い。
まったく、まったく、まったく~・・・・!!

新宿高島屋を過ぎると、道の流れはスムーズになった。
高島屋の前を過ぎるとき、向かいの路地の奥をいつも覗く。
母校の旧校舎は、もうすっかり取り壊されていた。

甲州街道に出て、右折。
その後はまぁ、市谷で左折して、靖国通りに出て~~神楽坂、
水道橋、後楽園、御茶ノ水~といった感じに、道なりに進む。
その間、
何か、考えたいことがあったはず。
で、何だったっけ、どうやって考えようとしていたんだっけ、と、
考える。
けれども、分からない。
思考が止まる感じ。ハードがいっぱい・・・・。

前方を見つめたまま、一生懸命、考えようとするのだけど、
やっぱり分からない。問題自体が分からない。
「答え」の部分から、遡ってみようとする。
問題はひとつではないということは、分かっている。
こんがらがった細い鎖を、どこからほぐしていこうか、
あまりにもひどく絡まっているから、手をつけるのに躊躇する。
もう、いっそのこと、ブチンと切ってしまおうか。


「心配と後悔はするだけ無駄だよ。時間の無駄。」
友達には、そういうくせに、自分自身は不安でいっぱい。
自他とも認める、不安定な生活。
数年後が、見えない。

「波乱万丈に生きたい」と、思っていたら、本当にそうなってしまった。

細くなった道が下りになり、古びた高架と電器屋の建物の文字が
見えてきた。
交差する道路、高速の高架、電車の高架、あらゆる方向から、人。
ほんと、ごちゃごちゃした街。人間観察でもするかなぁ。
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テーマ: ノンフィクション | ジャンル: 小説・文学
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