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どうなりたいわけでもないけれど、心地よい関係。

何日かぶりに、隣のお兄ちゃんに会った。

珍しく、爽やかな格好をしている。
白いTシャツに白いシャツの重ね着。ジーンズ。ハンチング。
一方こちらは、黒いTシャツに黒いニットのシャツ。
グレーのパンツ。日焼けしたくないがための、帽子(苦笑)。

気がつけば、もう6年も、隣。
お兄ちゃんといっても、確か、3つか4つ年上なだけで、
海が好きな彼にぴったりの素敵な名前がある。
隣なのに、毎日顔を合わすことなんてない。
けれども、毎日、いる気配は、ある。
だから、洗濯機の音がすれば、
あ、起きてるな。
と、CDの貸し借りの為にドアを叩いたり、
早朝4時に、お兄ちゃんから電話がかかったりする。
(車の鍵を抜き忘れたから、取っておいて、とか。)
以前は朝っぱら、着替えもしていない時間に、
お兄ちゃんが間に合わない仕事を持ってきたりした。
(こっちも忙しいので、「もう、出来ないよ~」と、断った。
いくら何でも、女の寝起きに来るのはやめて欲しい・・・。)
ちなみに彼は、超夜型。
私は、超昼夜型(笑)。

見た目は軽そうで、女心をくすぐられそうな耳あたりのよい声。
夜型と、持っている車から、近所の人は、
「ホスト?」
(笑)。ホストではないが、女が客である仕事。
彼のいいところは、言葉使いがきちんとしていて、
相手に不快感を与えないところだ。

私は男であるお兄ちゃんに向かって、男の困ったところを、
お兄ちゃんは私に向かって、女に閉口することなどを
軽く話したりする。
お兄ちゃんの猫が生きていた時は、
彼の旅行中に世話をしに行ったり、
お互いの部屋に入ったこともある。
だからといって、別に、それだけで、
男に「なんかあるんだろ!?」と言われるようなことは何もない。
ただ単に、人のいい隣の人ぐらいなもんだ。お互いに。

高校時代、よく一緒にいた男の子。
話が合う、一緒にいて楽しい。
「いつも一緒にいる」と見ていた同級生には、
二人が付き合っていると信じられていて、
今思うと、「ちぇっ。あいつのせいで・・・!」(笑)。
学生ぐらいの、男の子も女の子も可愛い頃は、時に、
「男女間の友情は成り立つか、成り立たないか」
なんてことが気になることもあるかと思う。
あまりにも仲良しだったので、じゃぁ、付き合ってみるかと、
改めて付き合ってみることにした、

違う。楽しくない。

で、やっぱり、仲良しの友達に戻り、
歳を少しとって、男と女の関係になりそうな時があっても、
回避した。
誰とでも、つながろうと思えばつながれる関係になるよりも、
ふたりだけの楽しい関係を保っていきたかったから。

男女の関係、恋人同士が最上かと思えば、
そんなことはまるでない。
恋人関係というのは、ちょっとした風邪のようなもの。
なんて言ったら、恋愛中の人には怒られるかもしれないけれど、
きっと、私と同意見の人もいっぱいいると思う。
からだが触れなくても、心が触れて、嬉しい気分になったり、
どうなりたいわけでもないのに、とても愛しく思える友達。
同性の友達は、自分の位置を教えてくれる、大事な人たち。
彼女らがいないと、自分自身が分からなくなるかもしれない。

そんな友達は、場所を越えて、時も越えて、
誰にも邪魔されずに
ずっと友達でいられる、そんな気がする。

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テーマ: エッセイ | ジャンル: 小説・文学
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